本提言について

JICSAP(旧称:日本ICカードシステム利用促進協議会)は2005年12月、ICカードシステムを活用することによって、これからの社会をより安心で自由な社会にしていくことを願い、提言をまとめました。

ページ構成

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はじめに「なりすまし」社会の恐怖と対抗策

第1章住民基本台帳カードが泣いている
1.1住民基本台帳カードの始まり
1.2その位置づけ
1.3現在の二つの主要機能「住民基本台帳アプリ」と「公的個人認証アプリ」
1.4なぜ普及しないのか
1.5ほかの便利な機能?
1.6私たちの提言

第2章「本人確認カード」
2.1いまの社会で本人確認はどのように行われているか?
2.2「なりすまし」に対抗できる本人確認
2.3誰でも「証明される」権利がある
2.4誰でも「証明を使わない」権利がある
2.5個人情報保護と本人確認
2.6住民基本台帳カードの拡張機能としての「本人確認」

第3章「本人確認アプリケーション」の基本機能仕様案
3.1住民基本台帳カードBタイプへの搭載
3.2住民基本台帳カード視認による本人確認
3.3端末機による本人確認(PINと生体情報)
3.4「住民基本台帳アプリケーション」とどこがちがうか
3.5BYWHOM「証明する」主体は自治体首長
3.6WHAT「証明する」対象は基本四情報と生体情報(顔画像)
3.7TOWHOM「証明する」相手は民間も含む多様な利用者
3.8WHEREANDHOW「証明する」場面はリアル社会、対面
3.9運用のイメージ
3.1どんなセキュリティが必要か
3.11アプリケーション運用上のセキュリティ課題
3.12住民基本台帳カード以外のメディアでも・・

第4章「本人確認アプリケーション」の属性識別番号管理機能仕様案
4.1住民基本台帳カードのジレンマ(全国共通アプリケーションの困難性)
4.2ジレンマを超える方法
4.3「属性識別番号管理機能」の仕様案
4.4様々なアプリケーションに使える「属性識別番号管理機能」
4.5中小規模の事業者にICカードシステム活用の基盤を提供
4.6アプリケーションの例外(ゲート通過管理など)
4.7他のカードやメディアとの相互運用(インタフェースの仕様統一)

第5章電子ネットワーク上の本人確認
5.1電子ネットワーク上の本人確認
5.2公的個人認証アプリケーション
5.3公的個人認証アプリケーションと民間認証局事業者との連携
5.4「本人確認アプリケーション」の「簡易認証局機能」
5.5「簡易認証局機能」のアプリケーション仕様

第6章その他の機能
6.1金融決済アプリケーション
6.2「何でも書けるセキュアな電子メモ帳」アプリケーション

第7章市民カードセンター運用のイメージ
7.1市民カードセンター
7.2本人確認アプリケーションの認証・ダウンロード(インストール)業務
7.3端末機の認証・配布業務
7.4オーソリゼーション業務
7.5簡易認証局サーバの運用管理

ダウンロードについて

本冊子は下記リンクより閲覧、ダウンロードできます。
https://jicsap.com/wp_unite_2022/wp-content/uploads/2021/10/proposal.pdf