ICカードは、これを取り巻く技術と環境の変化とともに、本格的な利用が始まっています。

しかし、これまでは各メーカーやユーザーが、それぞれの目的や用途に応じて個別に仕様を設定、開発しており、ICカードシステム間の互換性はまったくといっていいほどありませんでした。

ICカードシステムがさらに発展し、社会的なシステムとして普及、定着していくためには、仕様の互換性や共通プラットフォームの技術環境の整備等、国際標準化動向と国際市場戦略をも視野に入れた標準化への取組みの重要性が、一段と重みを増してきます。

JICSAP(ID認証技術推進協会)は、かかる広域・多目的利用ICカードの仕様化に向け、国内外の企業・団体が参加し、標準化に取り組んできています。これからもICカード社会に向け、より現実的な提案をしていきたいと考えています。

「JICSAP仕様書」を購入希望の場合

下記のJICSAP仕様書入手ご希望の方は、「JICSAP ICカード仕様書入手のご案内」で購入方法を確認後、「オンラインショップ」からお申込み下さい。

JICSAP ICカード標準化への取り組み

(PDF:104KB)

JICSAP ICカード仕様 V1.1

ICカード仕様

日本工業規格準拠 JICSAP 外部端子付きICカード仕様
(平成10年7月 第1.1版…日本語版)

Specification of IC cards with contacts complying with Japanese Industrial Standard
(July 1998 Version1.1…English)

発行ライブラリ仕様

日本工業規格準拠 JICSAP 外部端子付きICカード仕様対応
発行ライブラリ仕様(平成10年7月 第1.1版)

Specification of issuance library accomodating the specification of
IC cards with contacts comlying with Japanese Industrial Standard
(July 1998 Version1.1)

JICSAP ICカード仕様 V2.0

JICSAP ICカード仕様V2.0の規格群は、4つの部編成で構成されています。

  構成:
  《第1部》接触型ICカード
        ハードウェア概要/電気的特性/伝送制御手順

  《第2部》近接型ICカード
        物理的特性/電気的特性/信号伝送/ポーリングとPICCの認識
        伝送制御手順/試験方法

  《第3部》共通コマンド
        ファイル構造/セキュリティ構造/共通コマンド機能/物理的特性
        /附属書

  《第4部》高速処理用ICカード
        物理的特性/電波インターフェース/初期化と衝突防止
        /PICC内のファイル管理/PICC内処理の概説/PICCのコマンド
        /附属書

JICSAP ICカード仕様 V2.0 別冊(参考):改版内容の解説

※無償でダウンロードしていただけます

JICSAP ICカード仕様 V2.0 Q&A

このQ&Aは、JICSAP ICカード仕様V2.0の開示に向け、6月18日を締切期限として、平成13年6月5日に関係方面に意見招請を行った結果を纏めたものです。

今後寄せられた質問については、仕様改版リーダ会で対応することにしていますが、適切と判断される質問等への回答は順次追加して行きますので、ご活用下さい。

第1部 接触型ICカード(2ページ)
回答数: 5

第2部 近接型ICカード(3ページ)
回答数:12

第3部 共通コマンド(15ページ)
回答数:71

第4部 高速処理用ICカード(2ページ)
回答数: 9

(注)各部は各々独立のPDFファイルとなっており、クリックで該当部が表示されます。