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ICカードを知って頂くためのページです。

ICカードは1970年代に、有村國孝氏(日本)並びにロラン・モレノ氏(フランス)によって発明され、早や四半世紀が過ぎています。ICカードはカード自身が頭脳を持ち、ネットワーク社会の中で、安全に個の認証を可能とする有力なツールです。

以下にICカード(スマートカード、チップカードともいう)とは何か、どんな用途に使われているかを簡単に記載します。


 1) カードの分類 ---------------------  P.1
 2) ICカードの分類 ---------------------  P.1
 3) 接触型ICカード ---------------------  P.1
 4) 非接触型ICカード ---------------------  P.1
 5) ICカードのOSとインフラ ---------------------  P.2
 6) ICカードの標準化 ---------------------  P.2
 7) ICカードの使われ方
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  ●金融決済分野   …キャッシュカード/クレジットカード/電子マネー
  ●交通運輸分野   …乗車券カード/ETCカード/航空マイレージカード
  ●公共サービス分野 …住民基本台帳カード/パスポート/運転免許証カード
  ●通信放送分野   …携帯電話搭載/CASカード/テレホンカード
  ●流通小売分野   …ポイントカード/たばこカード
  ●健康福祉分野   …社会保障カード(仮称)
  ●企業内・教育分野 …学生証、社員証


1) カードの分類

現代はカード社会とも呼ばれるように、数多くのカードが使われています。
現在世の中で広く使われているカードを一覧表にします。



2) ICカードの分類

ICカードとはプラスチック板にICチップを組み込んだカードのことです。
ICとは集積回路(Integrated Circuits)の略で、複雑な電子回路を顕微鏡で見るような小さなサイズにまとめあげたものです。
ICチップには情報を記憶するためのメモリ(記憶部)があり、記憶させたい目的によってその容量を決めます。又CPUが搭載されているため、鍵がかかり、門番がいるような安全なシステムとなっています。
使用時にリーダライタに挿入するかしないかによって、接触型ICカード(コンタクトカード)と非接触ICカード(コンタクトレスカード)に分かれます。
また接触、非接触の複合型としてメモリを共有したコンビカード(デュアルインターフェイスカード)、別々にメモリを持つハイブリットカードなどもあります。



3) 接触型ICカード

ICチップの中には下図のように記憶部分(RAM・ROM・EEPROM)とCPUと呼ばれる暗号処理や認証を行う場合に必要な処理装置があります。
接触型ではカード表面の金色に光っている部分に端子があり、ICカードをリーダライタに差し込むことで、金属と金属が触れ合って電力が供給され情報のやり取りが行われます。



4) 非接触型ICカード

ICカードとリーダライタにアンテナを内蔵させて、電波を利用して情報のやりとりを行うのが非接触ICカード・システムです。カードをリーダライタに近づけることで、リーダライタのアンテナから発生している電磁波をカード側のアンテナで受け取り、ICの動作に必要な電圧に変換することで、電源が供給され情報のやりとりができます。



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