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ICカードQ&A


仕様書 > JIS・ISO > 非接触ICカード規格
         
 

非接触ICカード規格について
1.交流磁界・交流電界・静磁界
  JIS X 6322-1(2001)で交流磁界・交流電界・静磁界の試験が規定されて
  おります。
  これらの試験は、顧客が非接触ICカードを使用する上で何を想定した試
  験でしょうか。
  それぞれの試験について、何を想定した試験なのか教えて下さい。
2.電磁的総合干渉
  JIS X 6303(2000)で、”磁気ストライプ及びICの電磁的相互干渉”で具体
  的 な磁力規格がありません。同1988年度版では”耐外部磁界” として
  79500A/mと磁力を規定しています。”磁気ストライプ及びICの電磁的相
  互干渉”試験を行う場合の磁力は何を適用したらよいのか教えて下さ
  い。
  また、2000年度版であえて79500A/mと記載しない理由は何かあるので
  しょうか。


 

1.交流磁界、交流電界の規格は、人体防御指針を参考にしています。
  人体に影響を及ぼす強さ以上の電磁波を出してはいけないので、その
  範囲以内の強さでICカードが壊れないことを試験して証明します。実際
  のところ、非接触ICカードのコイルは、13.56MHz付近で共振するように
  設計されているので、この周波数以外の電界、磁界にはほとんど影響
  がありません。そこで、これから規格見直し改訂のとき、13.56MHおよび
  カードの共振周波数の磁界について試験すればよいことになります。
2.静磁界は、マグネット磁石に触れた場合、磁気ストライプの記憶データ
  が破壊されることはあるでしょうが、非接触ICカードは、影響しません。
3. 磁気ストライプに書き込むときの磁界強度も、周波数が違うので、非
  接触ICカードに影響は、ありません。
   JIS X 6303(2000年度版)であえて79500A/mと記載しない理由につ
  いては、磁気ストライプのグループ(WG1)でないとわかりません。
4. もうすぐISO標準として発行されますが、ISO/IEC10373-6AMD4にお
  いて、13.56MHおよびカードの共振周波数で12AT/mの磁界に
  30分さらしても、ICカードが壊れないこととなっています。この試験だけ
  をパスすれば、他の試験にはほとんど影響されません。



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