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ICカードQ&A


アプリケーション > 2枚のICカードをパスケースに
         
 

通勤にJR(ICOCA)と私鉄(Pitapa)の2枚のICカードをパスケースに入れています。
両者が干渉し合うためか、入り口、出口でエラー(枚数異常?)になります。
2枚を別々に持つと問題がないのですが、面倒です。
同じパスケースに入れて、簡単に一方のカードの電波を遮断す る方法はないでしょうか?
どんどんICカード(非接触型)の枚数が増えてきますので、何らかの対策が必要に思います。


 

一般の非接触ICカードは、電波(主として磁界)を使って、リーダからエネルギーをもらって通信しています。
非接触ICカードを強い磁界内に近づけると,カード内のコイルに電圧が誘起して、ICに電力を供給します。一つのカード入れ重ねた状態で、複数のカードがあると、それぞれに電圧が誘起しますが、電力は各カードに分配されるので、1枚あたりの取り分が少なくなりICが動作できなかったり、エラーが多くなったりします。この分配は、等分でなく、弱肉強食状態で、電力を多く消費する(重い)カードに磁界が吸い取られて、軽いカードには電力が行き渡らなくなります。複数のカードが同じ磁界にあっても、重ならなければ、それぞれ別の磁界から誘起するので、それぞれ動作します。このとき、混信しないように、衝突防止処理が組まれて、リーダとカード間の通信が行われます。
このように、複数のカードを同じパスケースに入れて使用すると、重ねて使用することになるので、今はエラーになることが多いようです。また、リーダ側からすると、複数枚のカードを感知した時に、誤作動して他社のカードから料金を徴収してしまうよりも、エラーにした方がいいと判断しているのかも知れません。
また、ご存知のように、電磁波(特に、磁場)を遮断するのは、非常に困難です。アルミや銅箔でカードを覆うくらいのことをする必要があります。
一つの方法としては、改札システムでのカードとリーダの通信距離はほぼ10cm程度と言われているので、例えば、二つ折りのパスケースに入れて、片方だけ近付けてみてはいかがでしょう。
今後は、鉄道会社間の相互乗入れや、多目的カードの普及により、カード枚数は減る方向に進むと考えています。



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