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ICカードQ&A


技術関連 > カード > カードのコスト構造、素材
         
 

@ SUICA等の成功や金融・クレジットを中心にICカードは急成長をしていくと考えられていますが、一つの普及の阻害要因として、磁気カードに比べてICカードは高価だと言われています。HP等で調べたところ、磁気カードは100円くらいで、ICカードは400円くらいとの情報を得ました。
そこで、カードのコスト構造を調べたいのですが、どの部分でどのくらいのコストがかかるのかという情報はありませんでしょうか。また、どなたか情報をお持ちの方を紹介していただけないでしょうか。
例えば、カード基材:5円、裁断加工:5円、印刷:50円、ICチップ:250円等々が分かりませんでしょうか。

Aカードの基材ですが、SUICAやETCで一部PET素材が塩ビ代替という主旨で採用されていますが、今後の動向として塩ビ代替が進むのでしょうか。業界はどのように動いているのかご存知でしたら、教えてください。


 

○ICカードのコスト構造
ICカードのコストについてはベールに包まれている点が多く、実態も複雑です。
ICテレホンカードに代表される、単機能・無記名・使い捨て型のICカードと、ICクレジットカードに代表される、高機能・記名型のICカードとでは、構造的にはほとんど同じですが、価格で見ると10倍以上のちがいがあることも珍しくありません。例えば、ヨーロッパで使われているICテレホンカードは、日本円換算で40円〜50円程度といわれていますが、それに対してICクレジットカードは、500円以上といわれています。
CPUやメモリ、生産枚数等の全ての条件が決まってはじめて、ICカードのコストが算出されることになるため、実態が分り辛くなっているのです。

○カードの素材
ICカードの基体となるプラスチック板の材質は、一般にPVC(ポリ塩化ビニール)、PET-G(非結晶ポリエステル)などが、それぞれの特徴を生かした用途でよく使われています。特に、どちらが有利というデータは持ち合わせておりません。
素材に関しては、カードの製造会社にお問合せいただく方がいいかと思います。

なお、今月末にJICSAPよりICカード関連の書籍を発刊しますので、参考にしていただければ幸いです。



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