header

ICカードQ&A


技術関連 > カード > 複数のカード
         
 

将来様々なところから、いろいろな種類の非接触式ICカードが出され、使用するようになると思いますが、例えば、複数のカードをカードいれの中に入れてある場合に、それをいれたまま、個別の用途に使用することは、問題なくできるのでしょうか。また、非接触式以外のカードと混在させても、問題ないんでしょうか。


 



 一般の非接触ICカードは、13.56MHzの電波(主として磁界)を使って、リーダからエネルギーをもらって通信しています。
 非接触ICカードを強い磁界内に近づけると,カード内のコイルに電圧が誘起して、ICに電力を供給します。一つのカード入れ重ねた状態で、複数のカードがあると、それぞれに電圧が誘起しますが、電力は各カードに分配されるので、1枚あたりの取り分が少なくなりICが動作できなかったり、エラーが多くなります。この分配は、等分でなく、弱肉強食状態で、電力を多く消費する(重い)カードに磁界が吸い取られて、軽いカードには電力が行き渡らなくなります。複数のカードが同じ磁界にあっても、重ならなければ、それぞれ別の磁界から誘起するので、それぞれ動作します。このとき、混信しないように、衝突防止処理が組まれて、リーダとカード間の通信が行われます。
 接触型、磁気カード、(非接触カードであっても135kHzを使用するもの)と混在しても、13.56MHzに反応しないので、13,56MHzで動作する非接触ICカードには影響しません。